f:id:ronmer:20200527141805j:plain

ガンキャノン

白兵戦用のガンダム、長距離支援用のガンタンクと連携して運用することを前提としており、本機は中距離支援に特化している。
最大の特徴はザクⅡの5~6倍とされる機体強度を持っていることである。これはシールドを装備しない代わりに正面装甲をかなり分厚くした結果であり、ガンダムと比べると運動性や機動性こそ劣るが、劇中ではジャイアント・バズの直撃にも耐えている。

中距離支援MSとしての性能は申し分ない程であり、連邦軍は本機を少数量産した他、ガンキャノンの設計をジムに取り入れることでジム・キャノンを生産。さらに戦争末期には、徹底的にコストダウンを図った量産型ガンキャノンを少数ながら投入しており、後の連邦系支援MSの原点ともなった。

尚、ビームサーベルヒート剣などの近接格闘用の武器を持たないため格闘戦になると殴る蹴るの素手で戦うことになり、そのせいかゲームなどでは格闘家的なMSとして調整されている事もある。実際、作中でもアムロが乗った時にはパンチでザクを撃破していた。